三叉神経痛による右頬から顎の痛み・しびれが改善した症例

来院時のお悩み
右頬から顎にかけての強い痛みを主訴に来院されました。
以前から三叉神経痛と診断され、抗てんかん薬(デグレトール)を服用することで症状を抑えられていました。
しかし来院の約2週間前から痛みが急激に悪化し、
- 話をすると痛む
- 頭を前に倒すと痛む
- 右頬から顎にかけて強い痛みが出る
- 口の中や唇がピリピリしびれる
といった症状がみられるようになりました。
痛みのため会話や食事も思うようにできず、日常生活にも支障が出ている状態でした。
また、
- 肩こり
- 腰痛
- 冷え性
- ふくらはぎのむくみ
- 眼精疲労
- 花粉症
- ストレスによる胃炎
など全身にもさまざまな不調を抱えていました。
病院での診断
三叉神経痛
抗てんかん薬(デグレトール)を服用していましたが、来院前には痛みが強くなり、日常生活に支障が出ている状態でした。
当院での見立て
三叉神経痛は神経だけの問題ではなく、
- 首や肩の緊張
- ストレス
- 自律神経の乱れ
- 疲労の蓄積
- 胃腸機能の低下
などが関係して症状が悪化することがあります。
お身体の状態を確認したところ、
- 東洋医学的な「肝」の働きの低下
- 「肺」の働きの低下
- 「胃・大腸」の機能低下
がみられました。
東洋医学では、
- 肝は気や血を全身へ巡らせる働き
- 肺は全身へ気を巡らせ回復力を支える働き
- 胃や大腸は栄養を取り込み身体を養う働き
と深く関係しています。
これらの働きが低下すると、首や肩の緊張が強くなり、顔へ巡る気や血も滞りやすくなります。

また、顔には胃経や大腸経と呼ばれる経絡(気の通り道)が流れているため、胃腸機能の低下が顔面の痛みやしびれに影響することもあります。
この患者様はストレスによる胃炎もみられたため、
- 気と血の巡りを整えること
- 首や肩の緊張を和らげること
- 肝・肺・胃・大腸の働きを整えること
- 身体が回復しやすい状態を作ること
を目的として施術を行いました。
施術経過
施術開始~2週間
痛みの強い時期だったため、3日に1回のペースで集中的に施術を行いました。
徐々に顔の痛みが軽減し始め、会話がしやすくなってきました。
施術開始~1か月
食事の際の痛みも減少し、普通に食事ができるようになりました。
口の中や唇のしびれも徐々に改善していきました。
施術開始~その後
頬を触っても痛みが出なくなりました。
口の中や唇のしびれも改善し、日常生活で症状を気にすることがほとんどなくなりました。
現在は首や肩が強くこった時に一時的な違和感が出る程度で、普段は問題なく過ごされています。
施術頻度・期間
- 施術頻度:3日に1回
- 施術期間:約1か月
- 集中的に施術を実施
痛みが強かったため、初期は間隔を詰めて施術を行いました。
施術を重ねるにつれて痛みやしびれは改善し、現在は良好な状態を維持されています。
※施術効果には個人差があります。
ご自宅でのケア
施術後は以下の点をお伝えしました。
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 首や肩を冷やさない
- 座ったまま眠らないようにする
- 疲れを溜め込み過ぎない
- 暴飲暴食を控える
- 胃腸に負担をかけない食生活を心掛ける
三叉神経痛は顔だけの問題ではなく、首や肩の緊張、ストレス、胃腸の状態などが関係していることがあります。身体全体のバランスを整えることで、痛みやしびれが改善しやすくなる場合があります。
顔だけでなく、お身体全体の状態を確認しながら施術を行うことを大切にしています。
他に三叉神経痛が改善した例
三叉神経痛は発症時期や症状の程度によって経過が異なります。
すべての方が同じ経過をたどるわけではありませんが、改善事例の一部をご紹介します。

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