「真ごころ鍼灸院」という院名にした理由
こんにちは。
真ごころ鍼灸院の村田旭です。
前回は、真ごころ鍼灸院を開業した理由についてお話ししました。
今回は、「真ごころ鍼灸院」という院名に込めた思いについて書いてみようと思います。
院名を考えたときに大切にしたかったのは、誠実さでした。
東洋医学を基にした鍼灸治療を行っていますが、東洋医学は西洋医学とは少し違います。
血液検査や画像検査のように、誰が見ても同じように分かるものだけで判断するわけではありません。
脈やお腹、身体の温度など、身体の表面に現れているサインを見ながら、その人の状態を考えていきます。
これは東洋医学の面白さでもあります。
一方で、目に見えない「気」などを扱う東洋医学は、良くも悪くも、何とでも言えてしまう部分があります。
例えば、「このツボを押せば毒がドバドバ出ます」といったような、過激な表現もできてしまいます。
実際に、解毒作用があると考えられている経穴(ツボ)はあります。
でも、私はツボ押しだけで患者さんの症状を改善した経験がないので、簡単に「このツボを押せば治ります」とは言いたくありません。
東洋医学は、使い方によっては、患者さんの不安を煽って通院を促すことだってできてしまうと思っています。
だからこそ、私は適当なことを言わない。
分からないことを、分かったように言わない。
患者さんに対して、正直に関わる。
それを大切にしたいと思いました。
だから「真ごころ鍼灸院」と名付けました。
ちなみに、「真ごころ」と漢字とひらがなを組み合わせたのにも理由があります。
「真心」だと、鍼灸院の名前としては少し硬すぎる。
「まごころ」だと、少し柔らかく、慰安的な印象になる。
その間を取って、「真ごころ」にしました。
開業してから1年9ヶ月が経ちましたが、「真ごころ」という名前に込めた思いは今も変わっていません。
患者さんに対して正直であること、分からないことを分かったように言わないことを、これからも大切にしていきたいと思っています。

