右側の顔面神経麻痺|口角が上がらない症状

来院時のお悩み

約1か月前の朝から右側の顔が動かなくなり、顔面神経麻痺を発症されました。

病院でステロイド治療とビタミン剤による治療を受け、来院時にはビタミン剤のみ服用されていました。

特に右側の口角が上がらず、表情を作りにくいことをお悩みでした。

病院での診断

顔面神経麻痺

病院にて顔面神経麻痺と診断され、ステロイド治療とビタミン剤の処方を受けました。

当院での見立て

顔面神経麻痺には、脳血管障害などによる「中枢性顔面神経麻痺」と、ウイルス感染や免疫異常などが関係すると考えられる「末梢性顔面神経麻痺」があります。

今回の症例は末梢性顔面神経麻痺と考えられました。

東洋医学では顔面神経麻痺を「口眼歪斜(こうがんわいしゃ)」と呼び、顔へつながる経絡の巡りが滞ることで、顔の筋肉が正常に動かなくなると考えられています。

今回の症状は、顔面部を通る「胃経」や「大腸経」の巡りの低下に加え、全身の血流や循環に関わる「肝」の働きも低下している状態と考えました。

そのため当院では、

  • 全身の巡りを整えること
  • 顔面部の血流や循環を改善すること
  • 胃経・大腸経の流れを整え、顔の筋肉が動きやすい状態をつくること

を目的として施術を行いました。

東洋医学で考える顔面神経麻痺

顔面神経麻痺は東洋医学では「口眼歪斜(こうがんわいしゃ)」といいます。
全身にはツボが360個以上ありますが、顔には「胃」「大腸」のツボが多く存在しており、それらの経絡(ツボの流れ)が滞ると顔面神経麻痺が発症すると考えています。

施術経過

初回施術

顔が少し動かしやすくなったと実感されました。

3回目

右側の口角が上がるようになりましたが、鼻の下はまだ動かしにくい状態でした。

5回目

鼻の下の動きも改善し、表情が作りやすくなりました。

7回目

顔の動きがほぼ正常となり、日常生活で気になる症状はなくなりました。

施術回数・期間

  • 施術頻度:週1回
  • 施術回数:7回
  • 施術期間:約2か月

7回の施術で症状は改善し、施術を終了しました。

※施術効果には個人差があります。

ご自宅でのケア

施術と併せて、以下の点をお伝えしました。

  • 顔や首周りを冷やさないようにする
  • 十分な睡眠と休養をとる
  • 疲労やストレスを溜め込まないようにする
  • 規則正しい生活を心がける
  • アルコールの飲み過ぎや夜更かしを控える

顔面神経麻痺は、発症から施術開始までの期間が短いほど改善しやすい傾向があります。今回の患者様も発症から比較的早い段階で施術を開始されたため、順調な回復がみられました。

適切な施術とセルフケアを継続することで、顔の動きや表情筋の働きの改善が期待できます。顔面神経麻痺でお悩みの方は、お早めのご相談をおすすめいたします。

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