チリチリ、金属音、鈴虫が鳴くような耳鳴り

来院時のお悩み
2か月前から両耳の耳鳴りが現れるようになりました。
特に右耳の症状が強く、
- チリチリとした音
- 金属音のような音
- 鈴虫が鳴くような音
が聞こえていました。
静かな場所や夜間になると耳鳴りがより気になる状態で、睡眠時や日常生活にも不安を感じていました。
病院ではアデホスやビタミンB12を処方され服用していましたが、大きな変化はみられず、鍼灸治療も試してみたいとのことで来院されました。
病院での診断
医療機関を受診し、耳鳴りに対して薬物療法が行われていました。
アデホス(内耳の循環改善を目的とした薬)やビタミンB12製剤を服用しながら経過をみていましたが、症状が続いていました。
当院での見立て
耳鳴りは耳そのものだけで起こるとは限りません。
実際に耳鳴りで来院される方の多くは、
- 慢性的な疲労
- 強いストレス
- 睡眠不足
- 首や肩のこり
- 自律神経の乱れ
などを抱えていることが少なくありません。

東洋医学では耳は「腎」と深い関係があると考えられています。
ここでいう腎は西洋医学の腎臓そのものではなく、生命力や成長、老化、耳の働きなどに関係する機能的な概念です。
お身体の状態を確認したところ、疲労の蓄積や全身の巡りの低下がみられ、特に東洋医学的な「腎」の働きが弱くなっている状態でした。
また、耳周囲や首肩の緊張もみられたため、
- 全身の巡りを整えること
- 腎の働きを高めること
- 首や肩の緊張を緩和すること
- 耳周囲の血流や循環を整えること
を目的として施術を行いました。
施術経過
2回目
左耳の耳鳴りはほとんど気にならなくなりました。
右耳はセミの鳴き声のような音が残っていましたが、徐々に軽減している実感がありました。
5回目
右耳の耳鳴りは約5割改善しました。
以前より耳鳴りを意識する時間が減り、生活しやすくなりました。
8回目
右耳の耳鳴りは約7割改善しました。
静かな場所でも以前ほど気にならなくなりました。
15回目
初診時と比べると耳鳴りは1〜2割程度まで軽減しました。
疲労が蓄積すると耳鳴りが大きくなる傾向は残っていましたが、症状を気にせず過ごせる日が増えました。
現在は良好な状態を維持するため、月1回のメンテナンス施術を継続されています。
施術回数・頻度・期間
- 施術回数:15回
- 施術頻度:週1回~月1回
- 施術期間:約4か月
耳鳴りは改善までに時間がかかることも多い症状ですが、継続的な施術によって症状の軽減がみられました。
※施術効果には個人差があります。
ご自宅でのケア
施術後は以下の点をお伝えしました。
- 十分な睡眠を確保する
- 疲労をため込み過ぎない
- 首や肩を冷やさない
- 下半身を冷やさない
- 週に2〜3回は湯船に浸かる
- ストレスを溜め込み過ぎない
耳鳴りは耳だけの問題ではなく、疲労やストレス、自律神経の乱れなどが関係していることもあります。
身体全体の状態を整えることで、耳鳴りの改善につながる場合があります。
他に突発性難聴が改善した例
突発性難聴は発症時期や症状の程度によって経過が異なります。
すべての方が同じ経過をたどるわけではありませんが、改善事例の一部をご紹介します。

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