『ストレスが原因ですね』と言われてもピンとこない方へ|頑張り過ぎが当たり前になっていませんか?
「検査では異常がありませんね」「おそらくストレスでしょう」
病院でそう言われたことはありませんか?
頭痛、めまい、不眠、腹痛、動悸、食欲不振。
つらい症状があるのに、原因は「ストレス」。
そう言われても、「いや、そんなにストレスなんて感じていないんだけど…」と思う方は少なくありません。
実は、そう感じる方ほど注意が必要かもしれません。
ストレスは「自覚できる」とは限らない
私たちはストレスというと、
- 強い不安
- イライラ
- 落ち込み
などを想像しがちです。
しかし実際には、自覚のないまま体だけが反応していることもあります。
特に責任感が強い方や我慢強い方は、
「これくらい普通」「みんな頑張っている」「私が弱いだけかもしれない」
と、自分の負担を過小評価してしまう傾向があります。
その結果、心の疲れに気づく前に体が悲鳴を上げてしまうのです。
「頑張り過ぎ」が普通になっていませんか?
例えば、
- 疲れていても休めない
- 頼まれると断れない
- 周囲に気を遣い続ける
- 自分より他人を優先する
- 不調があっても無理をしてしまう
こうした状態が長く続くと、それが当たり前になります。
すると、自分では頑張っているつもりがなくても、体は常に緊張状態になります。
東洋医学では、このような状態が続くと「気」の巡りが滞り、さまざまな不調につながると考えます。
肩こりや頭痛だけでなく、
- 胃腸の不調
- 月経トラブル
- 不眠
- めまい
- 動悸
など、一見関係なさそうな症状として現れることもあります。
私自身も「ストレスが原因」と言われたことがあります
ここで少しだけ、受付の私自身の話をさせてください。
私自身、ストレスをため込んでいる自覚があまりないタイプです。
どちらかというと我慢強い方だと思います。
それでもこれまで何度か、「ストレスが原因でしょう」と言われた経験があります。
① 学生時代:1年以上止まってしまった生理
学生の頃、あることをきっかけに生理が1年以上止まってしまったことがありました。
婦人科では「ストレスの大きさは人それぞれ。引っ越し、転職、人間関係、気温差……何が原因とははっきり言えない」と言われました。
当時の私は、「原因がわからないなら、何をどう変えたらいいの?」と落胆したことを今でも覚えています。
② 社会人時代:初めて知った「眠れない夜」の辛さ
社会人になってからは、職場の環境に悩み、腹痛や下痢、血便が続きました。
さらに人生で初めて眠れない日々を経験し、「眠れないことがこんなにつらいのか」と思い知らされました。
その後、環境が変わったことで症状は改善し、再び眠れるようになりました。

③ スマホすら見られないほどの目眩と吐き気
さらに別の時には、強い目眩や吐き気、食欲不振、腹痛に悩まされたこともあります。
病院で検査を受けても大きな異常は見つからず、「おそらくストレスでしょう」と言われました。
起き上がることもつらく、スマホを見ることすらできないほど苦しい状態でした。
心のSOSを無視すると、体が代わりに教えてくれる
振り返ってみると、ストレスとは人の生活を大きく変えてしまうものだと感じます。
ただ不思議なことに、症状が改善すると人はその苦しさを忘れてしまいます。
私自身もそうです。
元気になると、「あの時は大変だったな」くらいに思えてしまいます。
しかし実際には、体はずっとサインを出していたのだと思います。
「このままではつらい」「少し休んでほしい」「今の環境を見直してほしい」
そんな心のSOSを無視し続けると、今度は体が代わりにSOSを出します。
そしてその声まで無視してしまうと、回復に時間がかかることもあります。
不調は「弱さ」ではなく、大切なサイン
不調が出ると、
「もっと頑張らなければ」「迷惑をかけてはいけない」と思う方がいます。
ですが、本当に大切なのはその逆かもしれません。
体を壊してまで、その環境にいなければならない理由はあるでしょうか。
自分の健康や幸せを犠牲にしてまで、守らなければならないものはあるでしょうか。
不調は決して弱さではありません。
それは、あなた自身の体が送ってくれている大切なメッセージです。
もし今、「ストレスなんて感じていない」と思いながらも、
- なかなか疲れが抜けない
- 眠れない
- 胃腸の調子が悪い
- めまいや頭痛が続く
そんな状態があるなら、一度立ち止まってご自身の心と体の声に耳を傾けてみてください。
頑張り過ぎることが当たり前になっている方ほど、自分を労わる時間が必要なのかもしれません。

一人で抱え込まず、必要な時は周りを頼ることも大切です。
当院でも、お身体の状態だけでなく、その背景にある生活習慣や日々の疲れにも目を向けながら施術を行っています。
いつでもお気軽にご相談ください。

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