右側の腰痛・右お尻~右ふくらはぎの痛み

病院での診断
坐骨神経痛
これまでの経過
約1ヶ月前から椅子から立ち上がる時に、右お尻と右ふくらはぎの外側が痺れる
仕事はデスクワークで座っている時間が多い。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは、坐骨神経が圧迫されることによって引き起こされる痛みです。坐骨神経は、背骨の腰部からお尻、太もも、膝、足にかけて伸びている長い神経です。この神経が圧迫されることで、痛みやしびれが出ます。
治療方針

坐骨神経を圧迫している筋肉を緩ませる治療を行いました。
主にお尻の筋肉の梨状筋にアプローチしました。
また、東洋医学では「不通促通(ふつうそくつう)」という考えがあり、主に血液の巡りが滞ると痛みが出るという意味です。
これは痛みだけでなく、痺れに関してもいえます。
ですので、坐骨神経を圧迫している筋肉を緩める治療と併せて、体の血液を巡らせる治療を行いました。
治療内容

・環跳(かんちょう)
・承扶(しょうふ)
・大腸兪(だいちょうゆ)
などの腰やお尻のツボと
・中封(ちゅうほう)
・肝兪(かんゆ)
などの肝のツボに鍼やお灸を行いました。
東洋医学で「肝」は全身の血液の巡りを調整している役割があります。
施術回数・頻度・期間
1週間に1回の治療を行いました。
1回の治療:右お尻の痛みは無くなった。右ふくらはぎの痺れはまだある。
3回の治療:右ふくらはぎが朝だけ痺れる。
7回の治療:初診時と比べると痛みと痺れが半減した。
治療継続中。