目の焦点が合わない(フィッシャー症候群)

病院での診断

動眼神経麻痺 フィッシャー症候群

これまでの経過

3日前から、目の焦点が合わない。
片目を隠せば見えるが、両目で見ると景色が二重に見える。
病院のMRIでは脳に異常無し。
眼科で動眼神経麻痺と診断。
後にフィッシャー症候群と診断される。

鍼灸院としての診断

【脈診】肝の脈が弱い
【腹診】季肋部の圧痛・抵抗

「目のピントが合わない」という目の症状は肝臓が関係しています。
目は肝臓が動かしているので、肝臓の働きを高めると目のピントは合います。

治療方針

肝の働きを高める治療を行いました。
また、首肩こりが強かった為、首と頭の境目にあるツボを使用し、首や肩の筋肉を緩める治療も行いました。

治療内容

肝のツボと首と肩のコリを緩めるツボを使用。
・肝兪(かんゆ)
・太衝(たいしょう)
・風池(ふうち)
などに鍼やお灸を行いました。

施術回数・頻度・期間

4回の治療で正面の焦点が合う。
6回の治療で左側の焦点が合う。
8回の治療で正面から右に約1メートルの範囲は焦点が合う。
13回の治療で全方向の焦点が合う。
症状が改善したので、治療を終了しました。

まとめ

目は肝臓と関係が深く、肝臓の働きが弱くなると目に症状が出ることが多いです。
当院で診ている目の症状は他にも
・眼精疲労
・斜視
・眼瞼下垂
・飛蚊症
・ドライアイ
などがあります。

なかには肝臓だけの問題ではない症状もありますが、ほとんど肝臓の働きをよくすると症状は改善します。

病院でステロイドや抗炎症薬などを使用して改善しない場合、手術を勧められる患者様が多いですが
鍼灸治療で改善することは沢山あります。

目の症状でお悩みの方は、是非ご相談下さい。



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