ウィンターブルーとは?冬に気分が落ち込む原因と鍼灸・東洋医学からの整え方

「なんとなくやる気が出ない」
「理由はないけど気分が沈む」
「眠りが浅く、疲れが取れない」

このような状態が冬、とくに1〜2月に強く出ることがあります。
これを一般的にウィンターブルー(冬季うつ・冬季抑うつ)と呼びます。

病気とまではいかなくても、

  • 気分の落ち込み
  • 意欲低下
  • 不眠
  • 食欲の変化

などが現れる方は少なくありません。

西洋医学的には、ウィンターブルーは主に以下が関係すると考えられています。

  • 日照時間の減少
  • セロトニン分泌の低下
  • 生活リズムの乱れ
  • 寒さによる活動量の低下

特に日照不足は、脳内ホルモン(セロトニン・メラトニン)の分泌に影響し、気分の落ち込みや睡眠の質低下につながります。

東洋医学では、ウィンターブルーのような状態を「腎(じん)」や「肝(かん)」のバランスの乱れとして捉えます。

冬は「腎」を消耗しやすい季節

冬は生命エネルギーを蓄える季節ですが、寒さが強いと「腎」のエネルギーが消耗しやすくなります。

寒さや過労により腎が弱ると

  • 不安感
  • 気力低下
  • 冷え
  • 不眠

といった症状が出やすくなります。

2月は「肝」が乱れやすい時期

2月はまだ冬でありながら、体は春に向かって準備を始める時期

東洋医学で春は「肝」の季節
この切り替えがうまくいかないと、

  • 気分の落ち込み
  • イライラ
  • やる気が出ない
  • 自律神経の乱れ

といった、心と体の不調として現れます。

ウィンターブルーと深く関係しているのが、自律神経の乱れです。

自律神経は

  • 活動モードの「交感神経」
  • 休息モードの「副交感神経」

のバランスによって、心と体の状態を保っています。

冬は寒さや日照時間の短さにより、体が緊張状態になりやすく、交感神経が優位な状態が長く続きやすい季節です。

その結果、

  • 眠っても疲れが取れない
  • 常に気が張っている
  • 気分が落ち込みやすい
  • やる気が出ない

といった、ウィンターブルーの症状につながります。

鍼灸では、以下のような働きが期待できます。

  • 自律神経のバランスを整える
  • 血流を促進し、体を内側から温める
  • 緊張した筋肉をゆるめる
  • 気の巡りを改善し、心身のこわばりを和らげる

特に、首・肩・背中・お腹などは、自律神経と深く関係する部位であり、これらを整えることで「呼吸が深くなった」「気分が軽くなった」と感じる方も少なくありません。

『黄帝内経(こうていだいけい)』という東洋医学の古典には、冬の過ごし方として「早臥晩起(そうがばんき:早く寝て、遅く起きる)」が記されています。

ウィンターブルーを感じやすい2月は、

  • 無理に頑張りすぎない
  • 体を温める
  • 睡眠を優先する
  • 巡りを整える

ことが、春を元気に迎える準備になります。

冬はもともと、内にこもり、エネルギーを蓄える季節。2月の不調は、決してあなたの心が弱いわけではありません。
春に向けてエネルギーを蓄えるための、体の防衛反応でもあり、体が「今は少し休んで」と教えてくれているサインとも言えます。

「今は蓄える時期」と割り切り、鍼灸や養生で心身の土台を整えることで、春が来た時に力強く芽吹くことができるのです。

鍼灸は、季節の変わり目に起こる心身の不調をやさしく整える治療です。
「なんとなくつらい」
そんな時こそ、ぜひご相談ください。

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