アレルギー性皮膚炎による顔の痒み

これまでの経過

高校3年生の4月頃から顔に痒みが出る。

特にお酒を飲んだ時や、寝不足の時に痒みが出やすい。

汗をかくと、お腹や背中も痒くなる。

病院からステロイド薬を出されて使っている。

鍼灸院としての診断

・アレルギー性皮膚炎とは?
アレルギー性皮膚炎は、アレルギー反応で皮膚が痒くなったり、赤くなったり、腫れたりする状態です。体の免疫システムが無害なもの(花粉やダニ、ペットの毛など)に過敏に反応することで起こります。

・東洋医学でみたアレルギー性皮膚炎
東洋医学では五臓「肝・心・脾・肺・腎」いずれかの働きが弱くなり、バランスが崩れると身体に不調が出ると考えます。

この中で「肺」が「皮膚」や「免疫」と関係しているので、肺の働きが弱くなると、痒みを引き起こします。

治療方針

肺の働きを高めることで皮膚の状態が良くなることと、免疫が正常に動くようになるので、

メインで肺のツボを使って治療を行いました。

治療内容

・太淵(たいえん)
・肺兪(はいゆ)
・飛揚(ひよう)
などの肺のツボに鍼やお灸を行いました。

施術回数・頻度・期間

1回の治療:ステロイドの薬を少しだけ使っているが、痒みの出る頻度が減った。治療後は身体がポカポカして血の巡りが良くなったと感じた。

2回の治療:1ヶ月間、皮膚の痒みはあまり感じない。

3回の治療:前回の治療から1ヶ月少し空いたが、痒みは落ち着いている。

痒みの予防として、1ヶ月に1回治療を継続中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です