こんなお悩みは
ありませんか?

  • 喉に何か詰まっているような感じがずっと取れない
  • 息苦しいような違和感があり、リラックスできない
  • 飲み込みにくい感覚があり、食事も楽しめない
  • ストレスがかかると症状が強くなる気がする
  • 病院で検査をしても異常がないと言われたけれど、不安で仕方ない

内視鏡検査やレントゲン、CTなどで喉・食道・甲状腺に腫瘍や炎症がないか確認したり、胃カメラなどで逆流性食道炎などの有無を調べます。

身体的な異常が見つからない場合、ストレスや自律神経の乱れが原因と説明され、安定剤や抗不安薬、漢方薬(半夏厚朴湯など)が処方されることが多いです。

しかし、病院の治療を一通り受けても改善せず、

  • 検査で異常がないのは安心だけど、症状は残ったまま
  • ストレスが原因と言われても、どうしたらいいのか分からない
  • 薬を出されても一時的に良くなるだけで、根本的に解決していない

そんなお悩みを抱えている方も少なくありません。

梅核気(ヒステリー球)は喉に腫瘍や炎症など目に見える異常がないため、西洋医学(病院)的には明確な治療法が見つけにくい症状です。
安定剤、抗不安薬、胃薬は一時的に症状を緩和しますが体質改善にはならないため、服用をやめると再発する可能性があります。

一方、東洋医学では気の巡りが滞り、痰(不要な水分)がからむことで起こると考えます。
・気滞(きたい):ストレスや感情の抑圧で気の流れが滞る。
・痰湿(たんしつ):体内の水分代謝が乱れて痰がたまり、喉に停滞する。
内臓の機能が低下し、気(エネルギー)・血(栄養)・水(体液)の巡りが滞ると、梅核気のような症状がが起こりやすくなります。

鍼灸治療では、内臓の機能を高めて気を巡らせ、痰湿を除き、自律神経を整えることで症状を改善します。
そのため、病院での治療で思うような改善が見られなかった方にも、症状が回復する可能性が高いです。

東洋医学とは体の巡りやバランスを整えて自然に治る力を引き出す医学です。

体の中には、

  • 気(エネルギー)…体を動かす力
  • 血(栄養や潤い)…全身に栄養を運ぶ
  • 水(体の水分や体液)…血液以外の水分の循環を助ける

が巡っており、これらを総称して「気血水」と呼びます。気血水の流れが滞ったり不足したりすると、梅核気のような喉や胸の不調が現れやすくなります。

また、東洋医学では五臓六腑という考え方があります。

  • 五臓(肝・心・脾・肺・腎)は体の大事な働きをまとめて管理する臓器
  • 六腑(胆・胃・小腸・大腸・膀胱・三焦)は食べ物や水分の消化・吸収・排泄を担当

特に、ストレスや怒りに関わる「肝」、水分代謝に関わる「脾」、気の巡りに関わる「肺」は梅核気と深い関係があります。
鍼灸治療で気血水の巡りと五臓六腑のバランスを整えることで体の回復力を引き出し、症状の改善が期待できます。

ストレスを抱え込みやすいタイプ(肝気鬱結)

ストレスで「肝の気」が滞り、喉に停滞します。

真面目、我慢強い、感情を抑え込みやすい性格の方が多く、

  • 喉のつかえがストレスで悪化
  • 胸の張り
  • 月経不順

などの不調が起こりやすいことが特徴です。

胃腸が弱いタイプ(痰湿)

脾胃が弱り「痰湿」が溜まり、喉で詰まった感じがします。

疲れやすく甘い物や油っこい物を好む方が多く、

  • 痰が絡む
  • 胃や体の重だるさ
  • 下痢や軟便

などの不調が起こりやすいことが特徴です。

体力が少ないタイプ(気虚)

気が足りず、スムーズに気が流れにくくなります。

体力がなく、すぐ疲れやすい方が多く、

  • 喉の違和感が出たり消えたりする
  • 声に力がない
  • 動くと息切れがする

などの不調を起こりやすいことが特徴です。

梅核気は、喉だけの問題ではなく、

  • ストレス
  • 胃腸の弱さ
  • 体力不足
  • 不安や加齢の影響

が重なって起こりやすい症状です。
東洋医学では、このような体質の違いを見極めて、体全体を整えていくことを大切にしています。

  • 太衝(たいしょう)…気の流れを整え、ストレスや緊張をやわらげる。
  • 豊隆(ほうりゅう)…痰や水分の停滞を取り除く。
  • 膻中(だんちゅう)…呼吸を深くし、心身をリラックスさせる。

これらのツボに鍼灸をすることにより、梅核気になりにくい体質を作ります。

喉に何か詰まったような違和感が続く梅核気ですが、病院で検査を受けても異常が見つからず、「気のせい」と言われてしまうことも多い症状です。

東洋医学の鍼灸治療では、梅核気の原因となる気の滞りや水分の停滞、心身の緊張にアプローチします。
鍼やお灸で体の巡りを整えることで、喉の違和感がやわらぎ、心も穏やかになります。

さらに、鍼灸は単に症状を抑えるだけでなく、体質を整え、再発しにくい体づくりをサポートすることができます。
生活習慣やストレスで溜まった負担を和らげながら、体全体のバランスを整えていくことで、自然に喉のつかえ感が改善していきます。

梅核気でお悩みの方は、東洋医学を基にした鍼灸治療を受けられることをおススメします。

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