
こんなお悩みは
ありませんか?
このような症状でお困りの方は、東洋医学の鍼灸治療で体質から整えていくことで、改善の道が見つかる場合が多いです。
喘息とは
喘息とは、気道(空気の通り道)が慢性的に炎症を起こし、発作的に狭くなることで呼吸がしづらくなる病気です。
咳や息苦しさ、ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音が特徴です。
子どもに多い印象がありますが、最近では大人になってから発症する「成人喘息」も増えています。
主な症状
- 咳が長く続く(特に夜間・早朝)
- 息を吸うよりも吐くときに苦しい
- 呼吸時にゼーゼー・ヒューヒューという音
- 胸の圧迫感、息切れ
主な原因
- アレルギー(ダニ・ハウスダスト・花粉など)
- 気温差や季節の変わり目
- ストレスや過労
- 呼吸器の炎症、感染
- 自律神経の乱れ
などが挙げられます。
病院でよくある対応
病院では主に「気道の炎症を抑える治療」が中心となります。
- 吸入ステロイド薬
- 抗アレルギー薬
- 気管支拡張薬
これらにより発作を予防・抑制しますが、薬をやめると再び症状が出てしまうことも多く、「根本的な改善」にまでは至らない場合があります。
なぜ病院では改善できないのか?
西洋医学では、炎症やアレルギー反応といった“結果”に対して治療を行います。
しかし喘息の背景には、**体質・内臓の働き・自律神経の乱れなど、根本的な「体の弱り」**が隠れていることがあります。
東洋医学では、この「体質の偏り」や「内臓バランスの乱れ」を整えることで、再発しにくい体へ導くことを目的とします。
東洋医学とは?
東洋医学では、人の体を「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスでとらえます。
この3つが滞りなく巡っていると健康ですが、乱れると咳や息苦しさなどの症状が現れます。
また、体の内側を支える「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」の働きも重視し、
鍼やお灸で全身の流れを整え、自然治癒力を高めていくのが特徴です。
喘息でみられる3つのタイプ
①【肺気虚タイプ】(はいききょ)
肺の働きが弱く、呼吸が浅くなりやすいタイプ。
- 息切れしやすい
- 咳が長引く
- 声が弱い・小さい
- 風邪をひきやすい
→ 肺を補う「中府」「太淵」「尺沢」などのツボを用い、呼吸機能を高めます。
②【痰湿タイプ】(たんしつ)
体に余分な水分がたまり、気道に痰が多く出るタイプ。
- ゼーゼーと痰が絡む咳
- 胸が重苦しい
- 食後に眠くなる、むくみやすい
→ 痰をさばく「豊隆」「陰陵泉」「中脘」などで代謝を促し、呼吸を軽くします。
③【腎虚タイプ】(じんきょ)
体のエネルギー源である「腎」の力が弱り、肺を支えられないタイプ。
- 慢性的に息苦しい
- 下半身が冷える、夜間の咳
- 長引く喘息、加齢による発症
→ 腎を補う「腎兪」「太渓」「命門」などを使い、全身のエネルギーを底上げします。
まとめ
喘息は単なる呼吸器の病気ではなく、体質や内臓のバランスの乱れが関係する全身の問題です。
薬で一時的に抑えるだけでなく、東洋医学的なアプローチで「根本から整える」ことが大切です。
鍼灸治療は、呼吸を深くし、体の中から強くしていくサポートになります。
長年の咳や息苦しさでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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